先日久しぶりにTOEIC勉強会に参加しました
この勉強会ではいつも違う方が解説してくれて、
今回の解説者は私が勝手に英文法の鬼(2人目)と心の中で呼んでいる方です
誰かが英文法の天使と呼んでいたけれど
私の中ではその時すでに鬼で定着してしまっていたので、
すみませんが、そのまま鬼で、、
この方はTOEICだけに片寄ったアプローチで解かないので
目からウロコなことばかり。毎回新鮮で精読の勉強になります
Part5のこの問題
Please read the following guidelines for ____ books to the Hartleton Public Library.
答えは"donating"なんですけど(本を寄付するため(目的))
他の選択肢が"donate"や"to donate"とありえないやつだったので
深く考えずに、"for"の後で動名詞だろ。と決めていたのですが
解説してくれた方の指摘で気付きました。
あぁ、そういえば"to donate"が普通なのに
"for donating"って何?意味は同じなの?
違いました。
通常は"to do"で、"for doing"は例外だそう。
修飾される語が「道具」のときのみ"for doing"がOKらしいのです
え、初耳です
なぜ道具の時だけOKとなるのか気になる・・・
それに道具の定義もイマイチ分かりません。 ←私的"道具"(ドライバとかだけ)
ガイドラインは道具なのか、、
という事で調べました。
"to"と"for"の決定的な違いは
"to"→ 到達点
"for"→ 方向
の点です。
"to do"は「到達」のニュアンスを含みます。
それに比べ、"for"はそこに向かう事は示すけれど
「到達」までは意味に含みません。
例えばこんな感じ。
This is a vehicle for going down a steep hill.
急な丘を下るための乗り物。→下るまでは含まない。
I bought a vehicle to go down a steep hill.
急な丘を下るため乗り物を買った。→下るために買ったんだからこの後下る(到達)
ちなみに"to/for"の違い以外にも
"to do/doing"にもニュアンスの違いがあります。以前調べた→★
不定詞である"to do"は「これから行うこと」に使い、
動名詞の"doing"は「すでに行ったこと、もしくはしていること」に使う。
そっち方面からも使い分けできそうですかね。
で、問題に戻ると
Please read the following guidelines for donating books to the Hartleton Public Library.
寄付するためのガイドライン読んでね、と言っているので
ガイドラインを読む=「寄付する」まで到達する訳ではない。for
ガイドラインには寄付について書かれている(未来の事じゃない/ガイドラインの中では寄付している)doing
もし、この部分が"to donate"になると
"to donate"は"guidelines"というより、動詞"read"のほうにかかってきて
「寄付するためのガイドライン」→「寄付するために読め」的なニュアンスになるのかな。
遠回りしましたが、解説してくれた方が言っていたように
修飾される語を「道具」と捕らえる時に"for doing"を使う
と考えるのがわかりやすいですね(^-^)/ 「~するためのなになに(道具)」
この勉強会ではいつも違う方が解説してくれて、
今回の解説者は私が勝手に英文法の鬼(2人目)と心の中で呼んでいる方です
誰かが英文法の天使と呼んでいたけれど
私の中ではその時すでに鬼で定着してしまっていたので、
すみませんが、そのまま鬼で、、
この方はTOEICだけに片寄ったアプローチで解かないので
目からウロコなことばかり。毎回新鮮で精読の勉強になります
Part5のこの問題
Please read the following guidelines for ____ books to the Hartleton Public Library.
答えは"donating"なんですけど(本を寄付するため(目的))
他の選択肢が"donate"や"to donate"とありえないやつだったので
深く考えずに、"for"の後で動名詞だろ。と決めていたのですが
解説してくれた方の指摘で気付きました。
あぁ、そういえば"to donate"が普通なのに
"for donating"って何?意味は同じなの?
違いました。
通常は"to do"で、"for doing"は例外だそう。
修飾される語が「道具」のときのみ"for doing"がOKらしいのです
え、初耳です
なぜ道具の時だけOKとなるのか気になる・・・
それに道具の定義もイマイチ分かりません。 ←私的"道具"(ドライバとかだけ)
ガイドラインは道具なのか、、
という事で調べました。
"to"と"for"の決定的な違いは
"to"→ 到達点
"for"→ 方向
の点です。
"to do"は「到達」のニュアンスを含みます。
それに比べ、"for"はそこに向かう事は示すけれど
「到達」までは意味に含みません。
例えばこんな感じ。
This is a vehicle for going down a steep hill.
急な丘を下るための乗り物。→下るまでは含まない。
I bought a vehicle to go down a steep hill.
急な丘を下るため乗り物を買った。→下るために買ったんだからこの後下る(到達)
ちなみに"to/for"の違い以外にも
"to do/doing"にもニュアンスの違いがあります。以前調べた→★
不定詞である"to do"は「これから行うこと」に使い、
動名詞の"doing"は「すでに行ったこと、もしくはしていること」に使う。
そっち方面からも使い分けできそうですかね。
で、問題に戻ると
Please read the following guidelines for donating books to the Hartleton Public Library.
寄付するためのガイドライン読んでね、と言っているので
ガイドラインを読む=「寄付する」まで到達する訳ではない。for
ガイドラインには寄付について書かれている(未来の事じゃない/ガイドラインの中では寄付している)doing
もし、この部分が"to donate"になると
"to donate"は"guidelines"というより、動詞"read"のほうにかかってきて
「寄付するためのガイドライン」→「寄付するために読め」的なニュアンスになるのかな。
遠回りしましたが、解説してくれた方が言っていたように
修飾される語を「道具」と捕らえる時に"for doing"を使う
と考えるのがわかりやすいですね(^-^)/ 「~するためのなになに(道具)」